樋口勝則
富田まちづくり協議会会長

 苗代には風が吹き、鰈が一段とその旨味を増す季節を迎えました。
皆様のご理解を頂き組織した富田地区まちづくり協議会も、本年4月25日には、漸くその陣容を整えて、実質的に動ける態勢を整備したものの、まだまだ設立間もないことから、手探り状態で、ヨチヨチした歩みが続いています。一日も早く、着実な足取りで、地域に馴染む、地に足の着いた活動を通じて、必用不可欠な存在として認知頂けるよう、前進しなければならないと考えています。

 さて、この協議会の目標や活動方針については、既に、「回覧富田」にも掲載頂き、多くの皆様には、ご承知おき頂いているとは存じますが、折角の機会でもございますので、簡単にご紹介させて頂きます。

 この協議会の目標は、一口で言えば、富田地区の皆様の知見や英知を頂き、更に、「富田の特性」や「富田の強み」を最大限活かすとともに、「弱み」可能な限り補完しながら、それを基盤として、連合自治会や地区社協等の参加団体と協働しながら、「安全・安心なまちづくり「住みやすいまちづくり」「伝統と文化の活きるまちづくり」を目指し、未来に希望の持てる富田づくりを実現しようとすることにあります。このような思いを持ちながら船出をしましたが、時代の潮流や現実の社会は、非常に厳しい波や風となって打ち寄せ、吹き寄せてきています。
 高齢化社会、経済至上主義、富田の歴史・文化・風土等は、どれもがプラス・マイナスの側面を見せながら、富田の地区に、難しい課題や選択を求めてきています。
 また、これ等の時代の潮流などは、無視することも、立ち止まって熟考する暇さえも与えない程のスピードで迫ってきます。
 前途を考えるとたじろぐ思いもありますが、荀子の言葉に「道近しと言えども、行かざれば至らず、事は小なりと言えども、為さざれば成らず」を座右の銘として、まずは、でき得ることを確実に進めていきたいと考えています。
 現在、参加団体のご支援・ご協力のもとに、過日、当協議会の役員会の了承を得た課題の克服に向けて、注力してまいりますので、ご了知頂きますようお願い申し上げます。

 加えて、くどくなりますが、地区の皆様には、是非とも当協議会の活動に対するご理解並びにご支援をお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。